『何かを得ようとするなら、それと同等の対価が必要となる。』
　『等価交換』。それが、この世界を統べる錬金術の原則。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2004/10/23）

　田舎町、リゼンブールに生まれたエドワードとアルフォンスの兄弟。
　二人は幼い頃から、錬金術の世界へとのめり込んでいく。
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　『母さんが誉めてくれる』　ただ、それだけのためにエルリック兄弟は
　錬金術の腕を磨く。　しかし、その母は、突然の病で…。
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　『母さんにもう一度会いたい』　二人は、重大な禁忌である人体練成を
　試みる、が…。失敗した練成の『対価』は、とてつもなく大きかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2004/10/23)

　絶望の中、弟の魂を鎧に定着させたエドワード。失った右手と左足を
　鋼の義肢・機械鎧（オートメイル）に代え、弟と、全てを取り戻す旅に出る。
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　故郷を離れたエドは、あえて政府に身を投じ、国家錬金術師となる。
　彼に与えられた二つ名、それは『鋼』。　…『鋼の錬金術師』！
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　『軍の狗』と揶揄されようと、目的のためには、後戻りはできない。
　それがたとえ、どんなに険しい業の道であっても。
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　失意を乗り越え、生まれた固い信念。
　ともにその誓いを胸に刻み、エルリック兄弟の旅は続く。
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　希望を捨てない限り、旅路の先には、必ず光が見えてくる。
　立って歩け。前へ進め。　そして…。　　とりもどせ、すべてを。
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